自分を守ることはわがままではない

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こんにちは、まこです。

このブログは自分の経験談や日々に気づきを綴っています。
なりたい自分の理想は高く、その道にちょっとずつちょっとずつ近づいているところです。
今回お話しすることは私が幼少期に経験したこと。

あの時どうしたらよかったか?と考えることはありますが、
今考えても仕方がないけれど、もっとこうやってればよかったかな?
少しは自分を大事にできたかな?と思うので、その面も踏まえて綴れたらなと思います。

私の幼少期は、どんなだったかな?と振り返ると。
お母さんの代わりをすることが多かったなと思います。

母がうつ病で、入院で家を空けること、情緒不安定で家事ができない時
そんな時は母に変わって私が家事をしていました。
多分小学生くらいからかな??

あの時は我慢してイヤイヤするっていうよりかは、私の場合は率先してやっていたと思います。
母の力になりたかったのと、あとは単純に褒められたかったからかなと。
家事をやっていて苦じゃなかったし、むしろ楽しかったからできたなって。



まあでもそんなことは続かなくて、やっぱり友達と遊びたくなるし
家のことをしなくちゃいけないことが他の子と違うってことに気づいてからは
なんで?って思うことが多くなりました。
ちょっとずつフェイドアウトしようと思っても、それは無理で。
帰る場所は家しかないし、逃げるって当時の自分には選択ができなかった。
その頃からいつ解放されるのかな〜なんて呑気に思っていました。

そんな時に母の次に妹がうつ病に。
おっとマジか、って感じだったのと、まあでも受験のプレッシャーの一時的なものだろって思っていました。
今思えば目を向けずに、逃げていたのかなって思うけど、
あの時の自分はまだ子供で自分のことで精一杯だったので、妹まで気にかけてあげることは難しかったです。
親戚からの「お母さんもあんな感じだからあなたがしっかりしなきゃ」
今でも覚えているし、こうやって大人になってから俯瞰してみると
当時の自分は、そうしなきゃって気持ちが強かったけど、多分どこかで助けは求めていたと思います。

あ〜仕方ないんだ。みたいな諦めもあったと思います。
親に助けは求めれないし、誰にいってもね〜って。
たまに友達が話を聞いてくれたから、捌け口になっていたし、それもあって精神を保っていた部分があります。
周りの大人なんて、本当に無責任な言葉を投げるなって思っていたけど、今親族と話すとあっちはあっちで大変だったこともあったみたいで、一部しか見れていなかったなって。

今思えばお互い助け合えることもできたかもしれない。
なんて思うこともあるけど、結局当時に戻っても同じ選択をとっていた気もするし、いまだにここは正解はわかりません。


妹のことは、もちろん一時的なことでは終わらず、そこから長い年月をかけて振り回されることになるのですが、
限界が来たのが大学生の時。
一旦逃げようと選択をとりました。

家を離れる選択をとりたかった。
一旦、物理的な距離をとって自分を守りたかった。

周りになんと言われても、離れたかった。

就職先も実家から通える場所を提案してくる親。
絶対出ると決めていたので、実家から絶対通えない場所を選んで、意地でも出る気満々。
親にはなんか色々言われた気もするけど、卒業ギリギリに決まった就職先でもあり
止めることができなかったんだと思います。

なんで実家を離れたかっていったら、一番は自分を守りたかった。
母も妹も精神的に病んでいて、自分の精神も危うくなりかねないと思ったこと。
絶対私までなったらまずい、この家は崩壊する。ってずっと思っていた部分もあって。
親身になって、近くで面倒を見ることが優しさってこともあるかもしれないけど、
私は、家族が崩壊を避けた方が、自分にとっても家族にとっても優しさになるんじゃない?と考えました。
自分が健康でないと、誰のことも気にかけてあげることはできないし、
もちろんそれだけではなくて、結局は自分を守ることに必死だったんですよね。

わがままかなって思うこともあったし、それでもいいやと思う葛藤もありました。
親戚から、「家を出て大丈夫?お母さんは?妹は?」とか言われることもあったし
なんでそんなこと言われないといけないのかさっぱりだった。
すごいな、自分はこんな言葉をかける大人には絶対ならないでおこうと思ったのを
今でも覚えています。

家をでたこと。
今となっては本当に本当に良い選択をしたなと思います。
あの時出ていなかったら、どんなになっていたか想像はできないし、したくないけど
出ていなかったら、今の自分には確実になっていない。

全く後悔していないし、あの時は家を出ることだけを考えていたので
それ以外の代償は全く考えてなかったけど、それでもよかったなと思っています。

もちろん私が家を出たことで、色々大変なこともあったし、
出たからと言っても同じ県内にいたので、呼び出しは結構ありました。

でも自分を守る場所があったから、そこまで深く考えることはなかったです。


幼少期の経験が活きていることも正直あるし、良かったって思うこともあるけど
代償?として、人に甘えたりとか、助けを求めたりってのができなくなっているなって
大人になって感じることが多々ありました。

それは、パートナーにも、親にも、上司にも。
一人でずっと抱えてきた部分があって、それが当たり前だったので、
人にどう甘えていいかわからなかったです。
今、気づいてからはちょっとずつちょっとずつ手放ししているところで。

当時の自分と同じように悩んでいたり、同じような立場にいるのであれば
もっと人を頼っていいこと、甘えていいこと。

そして、何より、自分を守ることはわがままでないこと

それが伝わってくれたら嬉しいなと思います。

多分めちゃくちゃ我慢するのが当たり前というか、染み付いている部分があると思っていて
あと、家族のために犠牲になるというかそれも当たり前になっている方が多いのかなって。

一旦逃げていいんだよってのは、自分の経験から強く言えることです。












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